小学校教諭研修 [農業・農場の様子]
基本オファーがあれば研修を引き受けているのですが、今回は学校の先生が研修生。
今回で何度目かは覚えていませんが、少なくとも10年以上は経っていると思います。
県の方針だか詳しくは分かりませんが、
新採用の年、5年目の年、10年目の年など定期的?に校外での実習義務があるらしいです。
新人の先生を受けることもあれば、自分が教わった先生を受けることもあります。
肉体労働が多いせいか、最近は新採用の先生が割と多いのですが、
今回は5年目の先生で、7月・8月・9月に各1日で昨日が最終日でした。
【作業は花苗の移動】
ゆりかごから墓場まで節操無く研修を受け入れていますが、
この研修は1社会人同士の異業種間交流ができるという点で、私にとって有意義です。
先生という職業は身近だし、違いはあれど「育てる」という点については同じなのかなと。
「先生と教え子」「先生と保護者」という関係抜きで色々話を聞けるのは楽しいですね。
もちろん親として参考になることも多いですし。
先生と友達になりたいと思うこともありますが、
今後は自分の子供が世話になることもあるので、残念ながら自粛・・・。
でも・・・、
よく考えたら・・・、
・・・妻が元教諭
玉川大学研修生 Vol② [農業・農場の様子]
我家で肉体労働ばかりして頭が悪くなっても困るので、研修中に課題を幾つか与えています。
今年は課題の一つとして、ブログ用に「今回の研修について」書いてもらいました。
【玉川大学Kさん】
鉢植えの花卉類を扱う事が始めてで、作業のほとんどが新鮮な体験でした。 IPMの概念から始まり、八重鑑別、矮化の方法など、大学の講義を聴いて表面だけ理解していた事や、 今後使う事は無いだろうと思っていた様な知識が、実際に利用されている現場を見る事ができたのは私にとって財産になりました。 この研修で学んだことを、今後の研究や実習のなかで活かしていけるように頑張りたいと思います。 10日間という短い間でしたが、ありがとうございました。
(注) IPMとは総合的病害虫管理(Integrated Pest Management)のこと。
一般の方は聞きなれない言葉だと思います。
そのうち農民的ガーデニング講座(仮)でお話ししたいと思います。
【玉川大学Sさん】
短い間でしたが、ありがとうございました。とても充実した有意義な10日間を過ごすことができました。 私は大学で花卉を専攻していることもあり、今回のインターンシップで花卉農家で研修をさせていただくことがわかったときは率直に嬉しかったです。 実際、研修が始まってみると、皆さんに温かく受け入れてもらい、本当良い人達ばかりで安心して作業に集中することができました。 作業はというと、ストックの八重 鑑別などの細かい作業からポットの土詰めなどの力仕事まで幅広く経験させていただきました。 学校の机の上で学んでいることと現場での作業がどのように関連しているのか、を理解するという研修の方向性もとても有り難く、勉強になることばかりでした。 また、研修期間中に視察として色々なところへ連れて行ってもらいました。どこへ行っても、普通に生活しているだけでは耳にしないような現場の声をお聞きすることもできましたが、何よりも印象に残っていることは、どこの農家さんへ行ってもそれぞれ信念を持ち、こだわりを感じたということです。 それに加え、多 くの方が海外などへ研修に行った経験があったり、フットワークの軽さが成功の秘訣ではないかとも思いました。 私も見習って積極的に色々なところへ行き、色々なことを吸収したいと思います。 この研修で得たものはとても多く、KAZUさんの農場が研修先で本当に良かったです。お花でいっぱいになる10月11月にまた訪れたいと思います。 ありがとうございました。
二人ともお疲れさまでした~。
人の文章で記事を埋める・・・他力本願主義万歳!
玉川大学研修生 [農業・農場の様子]
昨年・一昨年は1人でしたが、今年は2人。
(写真は葉ボタンの定植)
夏休み中に2週間ほど、研修をすると1単位もらえるとのこと。
参加する学生は、
・色々な経験をしてみたいという意識の高い学生
・単位が足りない学生
が考えられるけど、単位の足りないような学生が、
わざわざ2週間を使って1単位を取りに来るとは考えにくい。
実際に受け入れして3年目だけど、ヤル気が見られない生徒は今のところはいないですね。
机の上で勉強する内容と、現場で行われている作業は突き詰めると関連しています。
私自身が学生の時に感じていたことなのですが、
大学の机の上で勉強していると、その関連が見えてこない。
そこで研修中はできるだけ色々な仕事をしてもらい、
その作業と勉強したことが、どう繋がっているかを考えてもらうようにしています。
(単純労働の多い農業で多様な仕事を用意するのは結構大変ですが)
もちろん学生の目的はそれぞれだし、
最終的に研修自体を有意義にするもしないも学生自身ですけどね。
まぁ時間を費やすのであれば、何かしら得るものがあってほしいと思います。
と偉そうなことを言っていますが、
実は・・・、
昔・・・、
玉川大学農学部を受験して落ちました(笑)
つまり・・・、
私<学生
学生が不憫な気がしますが、これも人生の面白いところですね~。
農場の様子2010.8.23 [農業・農場の様子]
結構埋まっていますが、
秋にパンジー等が所狭しと並ぶ場所も今は何もありません。
温室も空っぽ・・・。
とは言え、播種専用温室はいっぱいで、
秋の準備は着々と進行中。
発芽したものもボチボチ増えてきました。
今年は暑いので写真のように遮光をする時間が例年より多いかなぁ。
まだまだ暑い日が続きそうですが、苗が増えてくると秋の気配を否が応でも感じます。
さよなら短い夏休み・・・。
農家体験留学2010 [農業・農場の様子]
今年も例年通り女の子4人(5&6年生)の受け入れ。
開講式の後に車で我が家へ。
子供達は別の小学校なので今日が初対面。
例年は緊張した面持ちの子が多く、車中で私が一方的に話すことが多いのですが、今年は違いました。
「ねぇねぇ。好きな子とかいる?」
「バレンタインでチョコあげたことある?」
などガールズトーク炸裂。
・・・私が逆に無口でした(笑)
体験留学の内容ですが、
美味しい食事
プール遊び
BBQや花火
などなど。
あぁ。
もちろん仕事もしました。
シクラメンの花摘み
アメリカンブルーの植え替え
自分たちで準備から始めました。
ポーチュラカの差し芽
などなど。
もちろん最後は作文。
慣れない仕事の疲れもあるし、子供にとっては辛い時間でしょう。
でも4人中2人は前日から書いていたなぁ。要領が良いようで。
それから、花火をすると大抵の子供は喜ぶのですが、
これまた4人中2人は見てる方が楽しいとのことで、家の中から眺めてました。
毎年受け入れをしていますが、年々子供の扱いが難しくなってきてますね。
まぁ、私自身も女の子(微妙だけどw)を持つ身。考えされられました。
読売新聞の取材 読売新聞を取材 [農業・農場の様子]
今朝、読売新聞の記者の方がシクラメンの取材に来ました。
やはり写真を撮影するポーズはプロっぽいですね~。
って、プロか(笑)
色々な角度から撮影していましたが、
少なくとも100回以上はシャッターを切っていたはずです。
一体どんな写真が選ばれるのでしょうか。
折角取材に来て頂いたので、逆に取材してみました(笑)
今日来て頂いたのは記者というかカメラマンの方なのですが、
よく社会部、政治部、スポーツ部みたいな言葉を新聞で目にするので、
その各部にカメラマンさんがいるものだと、今まで思っていました。
しかしカメラマンさんは写真部という独立した部署なのだそうです。
編集部や他の部から依頼を受けて写真を撮りにいくこともあれば、
今回の様に写真が主体の記事だと、自分で記事を書いたりもするそうです。
そしてカメラマンさんの持ち物を拝見させていただきました。
何となく三種の神器?っぽいのがありました。
①カメラ
カメラは詳しくないのでよく分かりませんが、
とりあえず手強そうなカメラでした。
②脚立
記者が殺到している風景をTVとかで見ますが、
この脚立が陣取りの証になるそうです。
「置いてあったら動かしてしてはいけない」という暗黙のルールもあるそうで、
運動会とかの場所取りと同じですね。
もちろんこの上で撮影することもあるし、曰く「友達みたい」だそうです。
③通信機器類
撮影した写真は、その場で編集部に送られていました。
取材中に何度も編集部から携帯電話に連絡があり、
おそらく写真や取材内容の指示があったのではないかと思われます。
携帯の電波が入っているかどうかは、病的に気になると仰っていました。
休日でも呼び出されることは、しばしばあるそうです。
神奈川県の担当の方だったのですが、
私用でも県外に行く際は、必ず連絡を入れておかなければならないそうです。
実はもともと先週の金曜日に取材にいらっしゃる予定だったのですが、
「事件が起こり、そちらの取材に行くことになったので、また後日伺います」
とその日の朝に連絡がありました。
花壇苗は入手後できるだけ早く植えると良い。
食べものは新鮮なものほど美味しい。
と、私の職業柄でしょうか「鮮度」から連想するのはやはり農産物。
しかし情報というものの価値は、その内容にもよりますが、
農産物の劣化よりも早く、時に変化することもあるんですよね。
改めて情報というものの鮮度が、
いかに重要であるかということを痛感させられる出来事でした。
鮮度を求めて東奔西走する記者さんには頭が下がります。
さて、我家の記事ですが
明日の朝刊に載る可能性が高いとのことでした。
ボツになる可能性もあるらしいですが(笑)、載ったらぜひ読んでみて下さいね^^
【追記 2007.12.4】
今日(12/4)の朝刊の地方欄、
そして読売新聞社のホームページに掲載されていました。
「読売新聞ホームページ 地域>神奈川>冬の主役」出荷ピーク 綾瀬のシクラメン」
記事内容は同じですが、写真は別のものでしたよ。
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Special thanks to A.M.
農場の様子07.12.1 [農業・農場の様子]
今日の農場の様子です。
何となく1ヶ月を目安にしているのですが、
農場の様子が随分と変わってきたのでアップしてみました。
シクラメンの温室ですが、
随分と花数が増えてきて見頃になっています^^
こちらはミディーシクラメンの温室ですが、
徐々に減りつつあります。
別にミディーシクラメンだけが減っている訳ではありませんが、
この温室を空けることで暖房費を節約しようという狙いです。
今までは秋販売用のガーデンシクラメン等が入っていましたが、
場所が空いてきたので、プリムラ類を入れました。
そしてパンジー畑ですが、
随分と少なくなり、また「ひゅ~るり~」感がでてきました(笑)
そして先月末から、
来春の花檀苗の種まきが始まりました。
皆さんがこの花を見るのは4月下旬でしょうか。
後5ヶ月・・・気の長い話のようですが、
気が付けば師走・・・1年はあっという間ですね。
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想いを伝えるのは難しい・・・ [農業・農場の様子]
想いを伝えるのって難しい。
私も言葉が下手で苦労することがありますが、
皆さんも少なからず経験があるのではないかと思います。
我家のお客さんとの会話で実によくあるケースなのですが、
「去年買ったパンジーでビロードみたいな色で、
何とも言えない色なのよ~。どこにあるかしら?」
なぜかこの言い回しが多い。
好きな色をどうしても探したいおばちゃん達は、
恋する乙女の様で何とか探してあげたいもの。
しかし曖昧な記憶と曖昧な言葉での説明。
サッパリ分からない(笑)
「ビロードみたいな色って?
ビロードって質感のことでは?」
「何とも言えない色は、
何ともお答えしようがありません(笑)」
と、とりあえず笑いながらバッサリと切り捨てるのですが、
そこは仕事ですから頑張って探すわけです。
で、どんな色かというと、
こんな感じの色なことが多いですね~。
写真や品種名だと一発でわかるのですが、
このような会話のやりとりも楽しいものです^^
しかし冗談が通じそうなお客さんか判断を誤ると、
バッサリ切り捨てられるので注意が必要ですけどね(笑)
「禁断のお客さんネタ?それは商売的にマズイのでは?
でも面白いからいいかぁw」と思っているあなた!
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農場の様子07.11.13 [農業・農場の様子]
1ヵ月振りの農場の様子です。
最盛期は少し過ぎましたが、まだまだパンジー&ビオラはあります。
視覚的には「わー!いっぱい^^」という満足感は得られるはずです。
とは言うものの、近くで見ると、隙間がいっぱいなので、
徐々に少なくなってきていますね。
ハラホリヒレハレもといストックなど、
サイドアイテム的な植物のベンチ(棚)にも、まだまだあります^^
ガーデンシクラメンは
お陰様で随分と減りました。
冬の間に出荷するものも
多少は栽培しています。
それから・・・、
ミディーシクラメンは、
10日より販売開始しました。
そしてシクラメン(6寸鉢)ですが、
22日の販売開始に向けて最後の手入れをしています^^
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